おはようございます。
今日はweb記事を読む相手について、お話ししたいと思います。
web記事を読むのは人とロボット
例えば、この記事のようにWeb上にあるコンテンツはどこかの読者が読んでくださっていることと思いますが、実はこの記事を読んでいるのは人だけではありません。
クローラーとよばれるロボットもこの記事を読んでいるのです。
クローラーとは？
インターネット上にあるWebサイト上の文書や画像を定期的に巡回（クローリング）して解析し、データベース化（インデックス）するロボットのこと
つまり、このクローラーがweb記事やwebサイトを読んでくれているので、検索結果に表示されているという訳です。
Googlebotとは？
「Googlebot」とはこのクローラーのことを指しています。
検索エンジンごとに種類が違っており、Googleなら「Googlebot」、Bingなら「Bingbot」というように、様々なクローラーがこの世には存在しています。
Googleは検索エンジンシェアにおいて、世界でトップです。日本においてはシェア80％以上、さらに、Yahoo JapanもGoogleの検索エンジンを使用しています。
Googlebotが今のところ世界で１番のクローラーといえると思います。
XMLサイトマップはGooglebotに必要な案内図
このGooglebotはロボットなので、人と同じように記事を見つけることはできません。
Googlebot用に案内図を作ってあげることで、サイト内を巡回してくます。
サイト内リンクや外部リンクでもそのリンクを辿ってGooglebotはやってくるのですが、案内図があった方が細部にわたり巡回してくれます。特にページ数の多いWebサイトではこの案内図がないと辿りつけないページも多いはずです。
このクローラーのための案内図がXMLサイトマップです。
各ページのURLが記載されたXML形式のファイルで、「sitemap.xml」というファイル名がつけられています。
Googleでは以下のような説明もあります。
サイトマップとは？
サイト上のページや動画などのファイルについての情報や、各ファイルの関係を伝えるファイルです。Google などの検索エンジンは、このファイルを読み込んで、より効率的にクロールを行います。サイトマップはサイト内の重要なページとファイルを Google に伝えるだけでなく、重要なファイルについての貴重な情報（ページの最終更新日やすべての代替言語ページなど）も提供します。
Google検索セントラル
XMLサイトマップを確認してみよう
自分のHPやブログにXMLサイトマップが設置されているのかというのは簡単に確認できます。
ブラウザの検索窓に「検索したいサイトのURL/sitemap.xml」と検索してみてください。
以下のようなURLの文字列がでれば設置されています。
※sitemap.xmlが一般的なファイル名ですが、これ以外に設定されていることもあります。
エラーがでた場合は設置されていない可能性が高いです。設置を検討されてみてはいかがでしょうか。
XMLサイトマップを設置して クローラーにもweb記事を読んでもらおう
XMLサイトマップの設置は効果的にインデックス化を促すため、結果として、SEO評価の向上につながる可能性があります。
まずはクローラーに記事を読んでもらい、その評価が検索結果順位に反映されます。
検索結果の上位表示が獲得できなければ、多くの読者に記事を届けられない！
とうことは、クローラーも大事な読者なんだなと思います。
